04.15sat―05.14sun
10:00–19:00
「第九のきせき」
ホワイトハンドコーラスNIPPON x 田頭真理子
八竹庵(旧川崎家住宅)
- 休館日: 無休
- 入場無料
「第九のきせき」は、時間と言語、音楽と静寂をつなぐ、ユニークな写真展です。
インクルーシブ合唱団”ホワイトハンドコーラスNIPPON”は、ベートーヴェン交響曲第9番、シラーの詩による合唱を、手話表現に翻訳し「手歌」にしました。
写真家田頭真理子は、指先にLEDをつけた特殊な手袋で「手歌」の軌跡を残し、歌を写真で表現するという斬新なアイデアで撮影に挑みました。
音楽、写真、手話のコラボレーションによる独自の表現は、シラーとベートーヴェンによるダイナミックな音楽性、詩の意味、そして手話言語そのものの豊かさを表現しています。「言葉」と「時間」を凝縮した「目に見える音楽」をお楽しみください。
アーティスト
ホワイトハンドコーラスNIPPON The White Hands Chorus NIPPON
ホワイトハンドコーラスは1995年「エルシステマ」の特別支援プログラとしてベネズエラで生まれた。日本においては2017年より活動を開始。現在は一般社団法人El Sistema Conncetと東京芸術劇場の共催事業として東京で開催され、京都・沖縄にも拠点が広がり約100名のメンバーが無償の音楽教育を受けている。声で歌う”声隊”と、手話と表情で歌う”サイン隊”で構成され、メンバーの半数はろう者を初め視覚、身体、知的障害のある子どもである。ソプラノ歌手であるコロンえりかを芸術監督に、ろう者劇団顧問の井崎哲也他プロの表現者たちが指導にあたっている。2021年、バッハ・コレギウム・ジャパンと共演を果たしたベートーヴェン「第九」の演奏は高く評価された。
田頭真理子 Mariko Tagashira
写真家。広島県尾道市出身。
2005年よりフリーランスフォトグラファーとして、日本郵便やサントリーなどの広告写真、音楽家、アーティスト、政治家などのポートレート撮影を中心に活動。困難と向き合い闘うことでうまれるエネルギーの追求、表現することを自身のライフワークとする。「第九のきせき」では第一回SDGs岩佐賞を受賞。
2005年よりフリーランスフォトグラファーとして、日本郵便やサントリーなどの広告写真、音楽家、アーティスト、政治家などのポートレート撮影を中心に活動。困難と向き合い闘うことでうまれるエネルギーの追求、表現することを自身のライフワークとする。「第九のきせき」では第一回SDGs岩佐賞を受賞。
会場
八竹庵(旧川崎家住宅)
- 住所
- 〒604-8205 京都府京都市中京区三条町340Google マップでみる
- アクセス
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地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅 6番出口から徒歩5分
地下鉄烏丸線「四条」駅または阪急「烏丸」駅 22・24出口から徒歩8分