ABOUT US KYOTOPHONIEについて

京都で年2回開催される「KYOTOPHONIE ボーダレスミュージックフェスティバル」は、ルシール・レイボーズと仲西祐介(KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の共同創設者)によって2023年からスタートした音楽フェスティバルです。2023年春から2024年秋までに、延べ約37,000人の観客を動員しました。

KYOTOPHONIEは、従来のジャンル、会場、形式にとらわれないクリエイティブな実験を促します。このような実験と分野横断的コラボレーションこそが、本フェスティバルの特徴です。京都府内のユニークな会場で、シーンを彩るアンダーグラウンドなアーティストから世界で活躍する国際的なアーティストまで、多彩なラインナップを紹介しています。

春開催の「KYOTOPHONIE Spring」は、姉妹イベントである「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のその年のテーマからインスピレーションを受けアーティストを選定し、写真や音楽の枠を超えて同時開催しています。「KYOTOPHONIE Autumn」は、さらに自由なラインナップによって未知の音楽体験を提供し、世界を旅するような感覚を共有します。

2023 Spring — Club METRO / 東福寺塔頭 光明院 / HOSOO Hall / 金剛能楽堂 / ロームシアター京都 サウスホール / 京都コンサートホール アンサンブルホール(小ホール) / 渉成園 / 八竹庵(旧川崎家住宅)
ルーカス・サンタナ / 山川冬樹 / サリフ・ケイタ / EUTRO / TRIO SR9 / サンドラ・ンカケ / ラ・チカ/ SHOW-GO / KYOTO JAZZ SEXTET ​​/ 森山威男 / 中野公揮 / 吉田簑紫郎(文楽人形遣い)/ バラケ・シソコ / ヴァンサン・セガール / ピエル・ファッチーニ / 大友良英/ 小山田圭吾 / 田中知之 (FPM) / ピーター・バラカン / Kobeta Piano 他

2023 Autumn — 天橋立
シシド・カフカ directs el tempo / シコ・セーザル / U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS / baobab / ジュリア・ショートリード / LUCA×山本啓×仙石彬人 / 青葉市子 / 石橋英子 Band Set / ルエジ・ルナ / INNA DE YARD (HORACE ANDY, CEDRIC MYTON from The Congos and WINSTON MCANUFF, backed by Home Grown) / 西原 鶴真 / Eki Shola / 仕立て屋のサーカス

2024 Spring — 八竹庵(旧川崎家住宅)/ 東本願寺視聴覚ホール / Club METRO
ロス・グラシオーソ / シェニア・フランサ / ダビ・コペナワ / イーモン・ドイル / ナイルスウィーニー / ダビッド・ドノホ / ケヴィン・バリー / Black Boboi / kott / CROSSBRED 他

2024 Autumn — ロームシアター京都 メインホール
ジルベルト・ジル「アケリ・アブラッソ・ジャパンツアー 2024 京都公演」

KYOTOPHONIE Key Concept

WHAT

この音楽祭の基本構成、それは会場の大きさを生かし、個々の空間の課題に挑むことにより印象深く一体感のある体験を作りだすこと。

KYOTOPHONIEは町の歴史と未来と夢を融合させイベントを町の中で調和させます。
観客はそこで新しい表現手法を探索します。

KYOTOPHONIEは地域の力を引き出し新しいコネクションを生み出します。

KYOTOPHONIEは越境する文化事業のプラットフォームになります。

KYOTOPHONIEはアジアにおける重要な音楽プラットフォームになります。

WHY

日本や京都では、音楽、舞台、アート、デザインの創造性を引き出す多様性に富んだイベントが今よりもっと開催されるべきだと、私たちは考えます。

華やかで美しい空間と素晴らしい自然環境に恵まれた京都府・京都市は、日本で新しい文化イベントを開催するのに最適な場所だと言えるでしょう。

KYOTOPHONIEもKYOTOGRAPHIEのように、地域コミュニティをサポートし、地域と共に歩みます。また、国内アーティストと世界で活躍するプロフェショナルがお互いに刺激し合いながら、コラボレーションするという新たな機会を創出します。

今の日本にはないものをKYOTOPHONIEのイベントを通じて提供できると、私たちは確信しています。

Lucille Reyboz & Yusuke Nakanishi

KYOTOPHONIE 共同創設者 / 共同代表

ルシール・レイボーズ

写真家。1973年フランス・リヨン生まれ。幼少期を過ごしたアフリカで写真を始める。1999年、坂本龍一のオペラ「Life」参加のために来日。ポートレート写真を得意とし、20年以上にわたってブルーノートやヴァーヴといったレーベルのレコードジャケットの撮影を手がけた経歴を持つ。アフリカと日本を拠点に、数々の展覧会で作品を発表。主な個展に「Visa pour l’image」(2001)「Phillips de Pury in New York」(2007)、CHANEL NEXUS HALL (2011)などがある。『Batammaba』(Gallimard)『Belles de Bamako』、平野啓一郎との共著『Impressions du Japon』(共に Editions de la Martinière)などの作品集を出す。照明家の仲西祐介と2013年より「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」、2023年より「KYOTOPHONIE Borderless Music Festival 」を立ち上げ、ディレクションする。

仲西 祐介

照明家。1968年福岡県生まれ、京都在住。世界中を旅し、記憶に残されたイメージを光と影で表現している。ミュージックビデオ、映画、舞台、コンサート、ファッションショー、インテリアなど様々なフィールドで照明演出を手がける。アート作品として「eatable lights」「Tamashii」などライティング・オブジェやライティング・インスタレーションを原美術館(東京)、School Gallery(Paris)、「Nuits Blanche」(京都)などで発表する。2013年、写真家ルシール・レイボーズと共に「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を立ち上げ、ディレクションを行なう。2022年、下鴨神社で行なわれたヴァンクリーフ&アーペルのエキシビジョン「LIGHT OF FLOWERS」のクリエイティブ・ディレクションを手がける。2023年、ルシール・レイボーズと共に「KYOTOPHONIE Borderless Music Festival」を立ち上げる。

© Isabel Munoz

KYOTOPHONIE Network ネットワーク

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