中学生の頃にYouTubeでBeatboxに出会い、独学で技術を習得する。重ね録りなし、口から出したBeatboxの音のみを使った楽曲 “Beatbox Only “をはじめ、作詞作曲、トラックメイクから映像制作をすべてセルフプロデュースで行う。北海道札幌市出身。現在は京都の自宅から作品を世に出している。
1973年カメルーンのヤウンデに生まれる。12歳の時にフランスに移住。幼い頃から音楽に夢中で、10代でプリンスの大ファンになる。
2008年にデビュー・アルバム『Mansaadi』をリリースし、アフリカやブラジルでのツアーをはじめ200回以上の公演を行った。ステファン・ベルモンドの2011年アルバム『Ever After』では、ダニー・ハサウェイに捧げる曲を収録。2012年に音楽仲間のジ・ドリューと共同作曲したセカンド・アルバム『Nothing for Granted』をJazz Villageレーベルよりリリース。ンカケの表現力のある歌声は、フランスのソウル・ミュージック・シーンに欠かせないものとなった。2012年7月、Victoire du Jazz 授与式でFrank Ténot 賞を受賞。2017年にリリースされた3番目のアルバム『Tangerine Moon Wishes』は、ンカケの最も私的な作品である。