10.08sun

14:00 - 15:00

石橋英子 Band Set

海のステージ

アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』のサウンドトラックを手掛けた石橋英子。マルチな才能で世界中で活躍。今回は、奇才ジム・オルークのほか、現代のジャズシーンの実力派が勢揃いしたフルバンド編成。

Artist アーティスト

石橋英子 Eiko Ishibashi

石橋英子は日本を拠点に活動する音楽家。ピアノ、シンセ、フルート、マリンバ、ドラムなどの楽器を演奏する。Drag City、Black Truffle、Editions Mego、felicityなどからアルバムをリリース。2020年1月、シドニーの美術館Art Gallery of New South Walesでの展覧会「Japan Supernatural」の展示の為の音楽を制作、シドニーフェスティバル期間中に美術館にて発表された。2021年、映画「ドライブ・マイ・カー」の音楽を担当。サウンドトラックが発売される。World Soundtrack AwardsのDiscovery of the YearとAsian Film Awardsの音楽賞を受賞。2022年「For McCoy」をBlack Truffleからリリース、アメリカ、イギリス、ヨーロッパツアーを行う。2022年よりNTSのレジデントに加わる。2023年、濱口竜介監督作品「Evil Does Not Exist」の企画、音楽を担当。同映画の素材から製作されたサイレント映画「Gift」と共にライブツアーを10月より行う。

ジム・オルーク Jim O’Rourke

1969年シカゴ生まれ。Gastr Del SolやLoose Furなどのプロジェクトに参加。一方で、小杉武久と共に MerceCunningham舞踏団の音楽を担当、Tony Conrad、Arnold Dreyblatt、Christian Wolffなどの作曲家との仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。1997年超現代的アメリカーナの系譜から「Bad Timing」、1999年、フォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム「Eureka」を発表、大きく注目される。1999年から2005年にかけてSonic Youthのメンバー、音楽監督として活動し、広範な支持を得る。2004年Wilcoの「A Ghost Is Born」のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞。アメリカ音楽シーンを代表するクリエーターとして高く評価され、近年は日本に活動拠点を置く。日本ではくるり、カヒミ・カリィ、石橋英子、前野健太など多数をプロデュース。武満徹作品「コロナ東京リアリゼーション」など現代音楽に至る多彩な作品をリリースしている。映像作家とのコラボレーションとしてWerner Herzog、Olivier Assayas、青山真治、若松考二などの監督作品のサウンドトラックを担当。

山本達久 Tatsuhisa Yamamoto

主にドラムスを担当。
独創的なソロや即興演奏を軸に、Jim O'Rourke/石橋英子との様々な活動をはじめ、カフカ鼾、石橋英子ともう死んだ人たち、坂田明と梵人譚、禁断の翼棟、オハナミ、NATSUMENなどのバンド活動多数。ex.芸害。青葉市子、UA、岡田拓郎、カヒミ・カリィ、七尾旅人、phew、藤原さくら、前野健太、山本精一など歌手の録音、ライブサポート多数。
演劇の生伴奏・音楽担当として、マームとジプシーなど、主に都内を中心に活動。2011年にはロンドンのバービカンセンターにソロパフォーマンスとして招聘されるなど、海外
公演、録音物も多数。2020年、オーストラリアのBlack Truffle Recordsより「ashioto」、日本のNewhere Recordsよ
り「ashiato」をLPとDLでそれぞれリリース。ashiotoはイギリスのMOJO Magazin誌において2020年のBest underground record部門で1位を
獲得するなど好評を博す。活動は多岐に渡る...。
https://www.tatsuhisayamamoto.com/
https://tatsuhisayamamoto.bandcamp.com/

松丸契 Kei Matsumaru

サックス奏者・作曲家。1995年生まれ。パプアニューギニア出身。米音大卒業後2018年より東京を拠点に様々なアーティストと演奏・録音をする一方、作曲/即興の可能性を探
求するソロでの制作やライブ活動も精力的に行っている。2022年秋に最新作『The Moon, Its Recollections Abstracted』をリリース。役者として2023年10月公開予定の映画『白鍵と黒鍵の間に』に出演。

須藤俊明 Sudoh Toshiaki

アンダーグラウンド・シーンでドラマーとして活動をはじめ、後にGOMES THE HITMANのベ
ーシストとしても活動を始める。
様々なアーティストとのコラボレーションやサポートを経て、ジム・オルーク、石橋英子のバ
ンドにも参加。
柴田聡子、前野健太、山本精一、ヤマジカズヒデなどのライブやレコーディングに参加。2015
年には一人多重録音インスト・アルバム
「mobile suite」をリリース。現在も、演奏、作曲、録音、編集など多岐にわたって音楽活動を
続けている。

ermhoi ermhoi

日本とアイルランド双方にルーツを持ち、ジャンルを縦横無尽に行き交うトラックメイカー/シンガー。
1st Album『Junior Refugee』を2015年にSalvaged Tapesからリリース。その活動は映画やTVCMへの楽曲提供とリ
ミックスのみならず、ボーカルやシンセ、コーラスとしてのサポートなど多岐に渡る。
過去には石若駿(Answer to Remember、CRCK/LCKS、SMTK)や常田大希(King Gnu)、江崎文武(WONK)ら
同世代と共作するだけでなく、石橋英子やJim O’Rouke、Phew、Ibeyiといった独自の世界観を持つ音楽家たちとも
共演。
さらにMONDO GROSSOや東京塩麹、Sen Morimoto、Maika Loubtéの作品に客演として抜擢されるなど、国内外で
活躍するアーティストたちと交流を重ねてきた。
2018年には小林うてな、julia shortreedと共にblack boboiを結成し、「FUJI ROCK FESTIVAL '19」のレッドマーキ
ーに出演。2019年からは常田大希が率いるMillennium Paradeにも参加している。

photo:kana tarumi

藤原大輔 Daisuke Fujiwara

Tenor Saxophone,Flute
1970年生まれ。バークリー音大卒。リディアンクロマチックコンセプト・インストラクター。1997年に「phat」を結成しメジャーデビュー。ジャムバンドのムーブメントにのって活
躍。「白と黒にある4つの色」を2003年にリリース。ジャズのフォーマットにポスト・プロダクションや、テクノ、ダブといったエレクトロの要素を積極的に導入したスタイルでソ
ロ活動を開始。その後、リズム・マシンをフューチャーした「quartz-head」名義で3枚のアルバムをリリース。2006年に井野信義/w-bassと外山明/drumsをむかえて自身のアコースティック・トリオを結成。2019年にはアルバム「comala」をリリース。現在はこのトリオのほか、山本達久/drums、坂口光央/keyとのユニット「禁断の翼棟」、遠藤ふみ/pianoをフィーチャーした「鏡の声」を主催しオルタナティブな新しい構造を探求している。また、国内外のアーティストとコラボレーションをかさね「Underground
Resistance」、「Orquesta Libre」、「rabbitoo」、「石橋英子band-set」など数多くのバンド、セッションに参加。

Timetable タイムテーブル

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