カットは15年以上のキャリアを持ち、現代ブラジル音楽を代表するシンガーとして確固たる地位を築く。ネイ・マトグロッソやマリーナ・リマといったレジェンドたちからも高く評価され、これまでに5枚のオリジナルアルバムと2枚のライブアルバムを発表。数々のコラボレーションや受賞歴、ノミネーションを誇る。
最新作 「Belezas são Coisas Acesas por Dentro(2023年)」では、偶然にもカットと同じ誕生日(9月26日)を持つガル・コスタの楽曲を新たな世代へと届けるべく、ロックンロールの持つ力強さと自由な精神を取り入れたアレンジを展開。本作では、サンパウロというラテンアメリカ最大の都市で生きるノンバイナリー・トランスジェンダーとしての自身の経験を重ねながら、ガルの楽曲を繊細かつ力強く表現している。
2023年にはサンパウロの世界的音楽フェスティバル「Primavera Sound São Paulo」に出演し、そのステージはザ・キュアー、ペット・ショップ・ボーイズ、マリーザ・モンチらと並ぶ、フェスティバルのトップ10パフォーマンスに選ばれた。
京都に1990年にオープンし今年30年目を迎え、のべ150万人以上を動員した日本で最も長い歴史を誇る老舗クラブ。クラブカルチャーのほぼ黎明期より、こだわりを持った独自のブッキングで、音楽を中心に映像、アート、ペインティングなど様々なカルチャーを発信し、世界に進出した京都発の多くの有名アーティストを輩出。大沢伸一、 田中知之 、KYOTO JAZZ MASSIVE、くるり、つじあやの、JUJU、ブリリアントグリーン、日本初のVJと言われるデザインユニットGROOVISIONSなど、数多くのアーティストが活動初期に出演し、全国的にクラブカルチャー/ポップカルチャーを代表する存在へとなっている。