Image & Sound Installation: Made in Dublin イーモン・ドイル、ナイルスウィーニー、ダビッド・ドノホ、ケヴィン・バリー
八竹庵(旧川崎家住宅)
休館日:無休
入場無料
「このストリートの表面下には糸のように脈が走っています」
「Made in Dublin」は、動き続ける都市について映画的に構築された、9スクリーンによる映像作品です。さまざまな時間・空間の中で人々の移動によって演じられる一連の出来事のシークエンスが並行し、都市自体が絶えず再構築されていることを表現します。場所はアイルランドの首都・ダブリン。イーモン・ドイルとナイル・スウィーニーが構築するダイナミックなモンタージュ、ケヴィン・バリーの言葉と声を組み込んだダビッド・ドノホによる音楽をフィーチャーしたこの作品は、都市のための振り付けとも言えます。都市における布地、身体、人口、心理。それらは力を合わせながら、常にお互いの自律性を摩耗させ成形しています。細分化され、迷路的で、光に抗い...「Made in Dublin」は、コンクリートが市民の動きと同じように変化していく都市の姿を明らかにします。