2025.04.29 tue

13:00 ー
17:30 ー

サウンドウォークコレクティヴパティ・スミス | コレスポンデンス
KYOTOPHONIE in collaboration with MODE

ロームシアター京都 サウスホール

  • ¥20,000(SS席)
  • ¥11,500(S席)
  • ¥9,500(A席)
  • ¥5,500(B席)

Soundwalk Collective (Stephan Crasneanscki, Simone Merli) (Photo by Vanina Sorrenti)
Patti Smith (photo by Jesse Paris Smith)

かれらのコラボレーションは、パティとステファンが飛行機の機内で偶然出会ったことから始まりました。その創造的な共同制作は10年以上にわたって継続し、べネチア・ビエンナーレやコロンビアのメデジン近代美術館をはじめ世界各地でライブパフォーマンス、展覧会、上映、詩の朗読会、ワークショップと多岐にわたる形式で作品を発表してきました。2022年にはパリのポンピドゥー・センターで展覧会「エヴィデンス(Evidence)」を開催しています。

今回日本で発表する「コレスポンデンス」はかれらの最新プロジェクトであり、パティとステファンが10年にわたり交わしてきた“対話”から生まれた作品です。現在進行中で絶えず進化し続けるこのコラボレーションプロジェクトは、さまざまな土地の「音の記憶」を呼び起こし、芸術家や革命家、そして気候変動の継続的な影響の足跡を体現しています。

ステファンが詩的な霊感や歴史的な重要性をもつ土地を訪れフィールドレコーディングによって「音の記憶」を採集し、パティがその録音との親密な対話を重ねて詩を書き下ろし、さらにそのサウンドトラックに合わせてサウンドウォーク・コレクティヴが映像を編集する。こうした“往復書簡(=コレスポンデンス)”によって生まれたのが、本エキシビション/パフォーマンスの根幹を成す8つの映像作品です。これらの映像は、チェルノブイリ原発事故や森林火災、動物の大量絶滅といったテーマを探求するとともに、アンドレイ・タルコフスキー、ジャン=リュック・ゴダール、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ピョートル・クロポトキンといった芸術家や革命家を参照しながら、人間と自然の関係やアーティストの役割、人間の本質について観るものに問いかけます。

【パフォーマンス出演】
パティ・スミス(ヴォーカル)
ステファン・クラスニアンスキー(シンセサイザー/パーカッション/サウンドトラック/ヴォーカル)
シモーヌ・メルリ(モジュラーシンセ/シンセサイザー/サウンドトラック)
ディエゴ・エスピノサ・クルス・ゴンザレス(ドラム/パーカッション)
ルーシー・レイルトン(チェロ)
ペドロ・マイア(ビジュアル/ライティング)
セバスチャン・ビュロー(サウンドエンジニア)

Courtesy of Soundwalk Collective

Photo by Rita Carmo

Artist アーティスト

パティ・スミス Patti Smith

パティ・スミスは1946年シカゴで生まれ、ニュージャージー州南部で育ったのち、1967年ニューヨークに移住。詩とロックを融合させた革新的なアルバム『Horses』(1975)でデビューして以来、数々のアーティストやミュージシャンに影響を与え、世界的な文化アイコンとして知られる。音楽、著作、パフォーマンス、視覚芸術における業績は各分野で高く評価されており、グラミー賞に4度ノミネートされたほか、『Horses』は米国議会図書館の国家保存重要録音物登録簿に登録されている。また写真や絵画、インスタレーションを手がけるアーティストとしても活躍し、世界中のギャラリーや美術館で展示を行なっている。著作に全米図書賞を受賞したベストセラー回顧録『ジャスト・キッズ』のほか、『ウールギャザリング』『Mトレイン』『無垢の予兆』など多数。2020年にペン/フォークナー賞を受賞し、コロンビア大学から名誉博士号を授与。2022年には彼女の生涯の業績を称えて仏レジオンドヌール勲章を受勲した。

Photo by Jesse Paris Smith

サウンドウォーク・コレクティヴ Soundwalk Collective

サウンドウォーク・コレクティヴは、アーティストのステファン・クラスニアンスキーとプロデューサーのシモーヌ・メルリが率いる現代音響芸術コレクティヴ。アーティストやミュージシャンとの共同作業により、コンセプトや文学、芸術的なテーマを検証するために、場所や状況に応じたサウンドプロジェクトを展開。パティ・スミスや映画監督のジャン=リュック・ゴダール、写真家のナン・ゴールディン、振付家のサシャ・ヴァルツ、女優で歌手のシャルロット・ゲンズブールといったアーティストたちとの長期的なコラボレーションを行なう。彼らの実践はアートインスタレーション、ダンス、音楽、映画と多岐にわたり、音を詩的で感触を伴う素材として扱うことで異なるメディアを結びつけ、複層的な物語を創造することを可能にしている。ローラ・ポイトラス監督の『美と殺戮のすべて』ではオリジナルサントラを制作し、2022年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。これまでポンピドゥ・センター(パリ)、ドクメンタ(カッセル)、クンストヴェルケ現代美術センター(ベルリン)、ニューミュージアム(NY)などで展示やパフォーマンスを発表している。

Photo by Vanina Sorrenti

Tickets チケット

注意事項
※未就学児童入場不可 
※小学生以上チケット必要
※チケット購入後のキャンセル・変更・払い戻しはいたしません

□ 日本のお客様
イープラス https://eplus.jp/correspondences/
【店頭販売】 ファミリーマート店頭(店内マルチコピー機)
【店頭購入方法】 https://support-qa.eplus.jp/hc/ja/articles/6638367888665

・オフィシャル先行抽選
 2025年2月15日(土)10:00 〜 2月24日(月・祝)23:59

・最終先行先着
 2025年3月8日(土)10:00〜

□ 海外のお客様
イープラス https://ib.eplus.jp/correspondences
一般発売 2025年3月1日(土)10:00〜
※チケットはオンラインのみで販売され、先着順となります。

Venue 会場

ロームシアター京都 サウスホール

ロームシアター京都は、文化芸術の創造・発信拠点として、文化芸術都市・京都の名を高め、京都のまち全体の発展に寄与することを目指す文化施設。舞台芸術公演が行われるホール以外に、賑わいを創出する新しい施設を備えることで、これまでにない開かれた場が生まれ、「劇場のある空間」を中心として、人々の暮らしの感覚と芸術とが相互に繋がり、京都に新しい「劇場文化」を形づくる。

住所
〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13Google マップでみる
アクセス
京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分
市バス32・46系統「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
市バス5・86系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約5分
市バス31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約5分

撮影:市川靖史

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