KYOTOGRAPHIEメインプログラム 03
クラウディア・アンドゥハル
with Davi Kopenawa and Yanomami artists
ヤノマミ
In collaboration with Instituto Moreira Salles and Hutukara Yanomami Association
共催:京都府
Curated by Thyago Nogueira
会場:京都文化博物館 別館 https://www.kyotographie.jp/programs/2024/claudia-andujar/
シェニア・フランサは、アフロ・ブラジル文化と現代的な音楽を融合させたことで知られる、新世代のブラジル音楽を代表するシンガーソングライターです。彼女は2023年のラテン・グラミー賞ベスト・コンテンポラリーポップ・ポルトガル語部門を受賞し、人種とジェンダーの平等推進のためにも活動しています。
フランサは、ブラジルに移り住んだアフリカ系の移民の歴史背景や文化を巧みに独特のサウンドとして取り入れ、伝統的なパーカッションとエレクトロニカ、ジャズ、R&Bの要素を組み合わせています。彼女のデビューアルバム「Xenia」とシングル「Pra Que Me Chamas?」が2018年のラテン・グラミー賞にノミネートされたときから注目されてきましたが、2023年に、革新的な音楽的アプローチが評価され受賞に繋がりました。豊かな文化的背景に根ざした彼女の多面的な才能は、賞賛を集めるだけでなく、彼女の音楽的探求と文化的表現を支えています。
フランサのコンサートは、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のメインプログラム03 / クラウディア・アンドゥハルの展覧会「ヤノマミ」に合わせて企画しました。1970年代以来、アンドゥハルは写真を通して、ブラジル・アマゾンにおける最大の先住民共同体のひとつである、ヤノマミ族の支援に生涯を捧げてきました。この展覧会では、ブラジルのインスティトゥート・モレイラ・サレスの現代写真部門のキュレーターであるチアゴ・ノゲイラがキュレーションし、アンドゥハルのアーカイブへの数年にわたる研究からセレクトしています。ヤノマミ族の権利を擁護する活動家として、彼女が果たした貢献と重要な役割を明らかにします。